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高校留年論

19歳で学ランを脱いだ僕から、君に告ぐ

留年と昼食

弁当を持って行くという習慣は僕にはなかった。コンビニでなにかを買って行くか、購買でパンでも買うか、学食で食べるか、ということになる。留年し年下の中にひとり年上である人間にとって、クラスの皆と打ち解けていないうちはすべてが地獄の沙汰であるの…

◯◯さん

いまさら書くまでもないが、留年し、その学校にとどまり年下とクラスメイトになれば教室は当然に気まずく、人間関係の構築など夢のまた夢。これは、それを経験すればだれしもが抱く素朴な感想だと思う。 たとえば、もう一度一年生をするとする(僕はこのパタ…

わざわざ見に来るアホもいる

休憩時間になっても当然話す人もいなければ、話しかけてくる人もいない。そしたらもうイヤホンを耳にねじ込み音楽でも聴くしかない。次の授業までの10分、これが永遠というやつか! と言いたいほどに長く感じられる。 僕の席は廊下側ではなく反対の一番窓側…

ジャージの色もちがう

二度目の高校一年生。はじめての体育の授業。グラウンドで体操隊形に広がる赤いジャージの中に緑がひとり。留年している生徒は上空からヘリで見たって一目瞭然だ。 体育教師はひどく野蛮な人で、生活指導の責任者だという。春だというのにすでに肌は真っ黒、…

同じ学校にとどまることを決め、そして登校する

留年した諸君の中でも、それぞれに決めた道というのがあると思う。退学して働く。退学して働かない。休学をする。定時制や通信制に編入する。同じ学校にとどまる。学校に行くという道を選んだ人は、この春から環境が変わるのだろう。 僕は退学して働きながら…