タレメーノ・カクの高校留年白書&元芸人社会へ出る

笑われて、笑わせて、笑わせられず、笑う暮らし

折りたたみ傘をはじめて買う

 衝動的に折りたたみ傘を買った。なんだか大人な気分である。車の免許を取ったような心持ちである。車の免許を持っていないぼくがそう思うわけだ。折りたたみ傘を買い、時に持ち歩くというのはちょっとエロいというか、「先輩、どんな気分すか?」と問われたい感じ。

 

 俺も折りたたみ傘買おうかな。そう思う瞬間はこれまで幾度もあった。でも買わなかった。

 

 『折りたたみ傘なんてもんをカバンの中に忍ばせ、駅頭でスマートにそれを咲かせて颯爽と行く』

 

 俺にはできないよ。そう、幾度も思って買わずじまい。なんだろう。そんな生き方してないぜ、というのが素直なところか。

 

 今日ぼくは折りたたみ傘を買った。

 

 ゲリラ豪雨ゲリラ豪雨ゲリラ豪雨。滑舌が折りたためない。

 

 ゲリラ豪雨ゲリラ豪雨ゲリラ豪雨。ほうれい線沿線筋肉覚醒。

 

 なぜか傘は壊れてしまう。とても無骨な傘だった。たしかに太く生きました。

 

 昔好きだった人はいま、元気にしているだろうか。