タレメーノ・カクの高校留年白書&元芸人社会へ出る

笑われて、笑わせて、笑わせられず、笑う暮らし

芸人風

 芸人風の人が世にはいたりする。どこの職場や学校にもいるのではないだろうか。

 彼らは、声が大きいね。そして、しつこいね。同じ話を毎回同じテンションで披露してくるね。おもしろい話があってさぁ、と喋り出すイノセント性があるね。ものまね、まったく似てないわけじゃないけど、まねる人への愛やリスペクトが感じられなくて些かの不快感をこちらに与えてくるね。

 そして、そんな人というのは守備がとてつもなく弱い。こちらのボケにつっこめない。つっこむどころか、ボケに気がつかない。拾うとか、転がすとか、振るとか、まあできない。プロではないのだから、できなくて当然。が、自信家なので、まれにつっこむ時はある。その形の相場はだいたいこのふたつ。

 

 「◯◯か!」

 

 「どんだけ◯◯なんだよ!」

 

 職場や学校でない空間だと、30代〜40代のママさんが午後のスタバでよくいってますな。楽しそうでなによりです。人の悪口とかいじりで笑いを産むというのは、非常に難しいなと勉強になる。「楽しい」と「おもしろい」はちがう。ぼくが書くのは「おもしろい」にまつわること。笑いのこと。

 

 ナニハトモアレ。笑って暮らしたいというのが人情である。人をたくさん笑わせることができる人は、自身よく笑っている。笑う力があるからこそ、笑わせることができるのだろう。そんな人にぼくもなりたい。プロの芸人を引退してもなおそう思うのだ。職業としてぼくはもうやっていけないけども、生き方としてはできるだろう。

 一般社会で働く人の中にもこの『芸人風』に疲弊している人はきっといて、笑いに鋭敏なそんな人たちはヤツらに一矢報いたいと、思っていないだろうか。いるのなら、手助けがしたいと強烈に思う。そんな人たちのセコンドにつきたいなと思う。