タレメーノ・カクの高校留年白書&元芸人社会へ出る

笑われて、笑わせて、笑わせられず、笑う暮らし

人は突然にいなくなるもの

 どんな関係性の相手であっても、人はたいてい突然にいなくなりますよね。いなくなっていない場合や、そんなこと私たちに限ってありませんよという場合は、いまいるだけであって、明日はどうかわからない。というだけのこと。

 

 仕事のパートナーもそう。結婚を約束した恋人もそう。十数年来の親友だとかもそう。親もそう。

 

 死んだりもそう。離婚もそう。破談もそう。解散もそう。絶縁もそう。突然やってくる。

 

 それを申し込む相手、あるいはそれすらもなくいなくなってしまった相手にとっては決して突然ではないというのが真実なのでしょう。

 

 ぼくも、何度か経験があります。絶望ですわな。

 もしかしたら、いなくなったのはぼくの方かもしれませんが。

 

 自分がされたことをしたくなるのは一体なぜなんだろう。いや、したいという感情はきっとダミー。それで本物の感情の残滓を拭おうとしているにすぎないのでしょう。

 

 ぼくは芸人引退後の数年間。失踪していたことがあります。住所不定、無職だったり働いたり。それまでの人間関係は99%音信不通にして。この1%がなんとも悩ましく、情けなく、有り難くといった感じ。いま思えば命綱です。

 

 逃げなきゃいけない時が、去らなきゃいけない時が、誰の人生にも、そのどこかできっと訪れるでしょう。 これまでいなくなった人たちのいまの幸せを祈りたいものです。

 

 

 それでは脳内で聴いてください。中森明菜さん「北ウイング」